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【5選】ハイリスクと称されるFXで少額×低リスクで着実に利益を積み上げる方法

円安が進み少子高齢化による年金問題も抱えている日本において複数の収入源を持つ「複業」の考え方が広まってきています。その中でFXを始めてみた方々も少なくないのではないでしょうか。一般的に「ハイリスク×ハイリターン」といわれ初心者には手を出しにくいイメージのFXですが、どのようにすればリスクを低く抑えながら資産を増やしていけるのでしょうか。FXに取り組んで8年ほどの私なりの答えをシェアします。

目次

FXはなぜハイリスク×ハイリターンといわれるのか

FXは参入障壁が低く口座開設さえしてしまえば誰でも、投じた金額の数倍~数十倍のレバレッジを掛けて取引ができるという特徴があります。私はこの点が一番ハイリスク×ハイリターンといわれる理由だと考えています。

資産運用の世界では株式投資であっても投資信託であっても不動産であっても、実はインフレを考慮すれば普通預金でさえもリスクを伴っており相応のリターンがあるものです。新NISAやiDECOの普及により一般的になってきた株式投資や投資信託は「生活費ではなく余剰資金で運用しましょう」ということが常套句になっていますが、FXはレバレッジを掛けることができる性質上、マイナスが大きくなりすぎると余剰資金だけでは足りず生活費を圧迫する可能性を秘めているのです。

それはなぜか。レバレッジを掛けるということはシンプルにいえば借金をして取引をすることとイコールだからです。

例えば、元手1万円でレバレッジを掛けない(=1倍)の取引の場合は、1万円を自己資金100%で取引をすることになるため万が一通貨が破産しても最悪0円となり1万円のマイナスで終わります。しかし、元手1万円でレバレッジを25倍で掛けた場合は、25万円を自己資金4%で取引をすることになります。同様に通貨が破産して0円となった場合残り96%の24万円も返済する必要があり、25万円のマイナスとなるのです。

計算を分かりやすくするため通貨が破産するケースを挙げましたが、このようなリスクをもっているということを認識した上でFXの世界と向き合うようにしましょう。

少額×低リスクで着実に利益を積み上げる方法

ハイリスク×ハイリターンのFXに取り組む中で大切だと感じたポイントは以下の通りです。ひとつひとつ解説してきましょう。

  • ポジションは数日間持ち越さず1日で手じまいすること
  • 少額でより多くのロットで取引が可能な通貨を選ぶこと
  • 取引が活発な時間帯で取引をすること(但し、経済指標発表のタイミングでのエントリーは控えること)
  • 「損少利大」を期待できるタイミングでのみエントリーすること
  • FX取引以外のリスクもケアしておくこと

ポジションは数日間持ち越さず1日で手じまいすること

FXには1日の中で取引を繰り返すデイトレードが向いていると考えています。なぜなら外国為替相場は日々大きく変動しており、大統領や総理大臣等の要人の一言をきっかけに値動きが大きくなったり、トレンドが大転換することもあるためです。

ご存じの通り地球には時差というものがあり私たちが寝ている時間帯にも大きなマイナスを被る可能性があります。その心配から健康的な生活に最も重要な睡眠に影響を与えかねません。ライフスタイルを豊かにするために資産を増やそうとした結果、日中のライフスタイルを疎かにしてしまっては本末転倒ですよね!

少額でより多くのロットで取引が可能な通貨を選ぶこと

デイトレードをする場合、最小の時間で最大の利益を得ることが求められます。1回の取引にかける時間でより多くの利益を得るために重要となるのが1取引あたりのロット数です。1ロットあたりの取引数量は証券会社ごとに決められています。

例えば私が使用しているDMMFXの場合は全通貨で1ロット10,000通貨となっており、1ロットあたり0.001賎の値上がりが10円の利益となります。100ロットであれば同じ時間で1000円の利益となるわけです。

では、元手20万円でレバレッジ25倍の場合は何ロットで取引ができるのでしょうか?

1ドル150円のドル円で取引する場合は、
(元手20万円×レバレッジ25倍)÷(150円×10,000通貨)=3ロットとなります。

一方、1メキシコペソ8円のメキシコペソ円で取引する場合は、
(元手20万円×レバレッジ25倍)÷(8円×10,000通貨)=62ロットとなります。

お察しの通り、このポイントが特にメキシコペソ円を推奨する理由につながるのですが、
一見ハイリスクのように見えるものの小さな値動きでも確実にプラスを積み上げていくことができる点で
リスクを低く抑えたトレードができると考えています。

「大きな値動きを狙おうとして利益確定せずにもっていたら、次の瞬間マイナスに転落してた、、」
というリスクとの天秤にかけた考え方ですね!

取引が活発な時間帯で取引をすること

FXは平日であれば24時間、利益を得られるチャンスがあります。それ故に日中のお仕事タイムにチャートとにらめっこしてしまう人も少なくないかと思います。

しかし逆にいえば損失を被ってしまうチャンスでもあるため、利益を高い確率で期待できるタイミングで取引をするいことが重要です。

デイトレードにおいてはチャートの動きを分析することで勝率を上げることが可能ですが、取引する人が多く活発な時間帯であればあるほど教科書的なチャートの動きをすると言われています。対円の取引においても日本の日中ではなく米国や欧米の日中の方が活発となるため、ニューヨーク為替市場オープンの21時以降の取引がおすすめです。日中は本業に集中しましょう。

もう1点注意点があります。それは経済指標の発表直後は激しい値動きが発生する可能性があるということです。大きな利益を得るチャンスでもありますが、その逆も然りです。FXのツールで簡単に確認が出来ますので、発表前に利益確定してしまうことをおすすめします。

「損少利大」を期待できるタイミングでのみエントリーすること

FXに限らず資産運用の世界ではチャートの動きから値上がり幅/値下がり幅を予測する手法が一般的です。
特に有名なのは「ダウ理論」といわれ、高値/安値の水平線が抵抗となり値動きに影響するという考え方があります。

やみくもにエントリーするのではなく、まずはダウ理論をもとにしたエントリー、利益確定、損切りが出来るようになるとトータルをプラスにできる確率を上げられると考えられます。

特に損切りが苦手な方は多いと思います。失敗が許されない環境にいる人なら尚更です。
マイナスが大きくなった時に陥りがちなのが「チャートというものは元の価格に戻ってくる可能性が非常に高い」という考え方です。損切りでマイナス確定せずに、価格が戻るまで待つことが出来れば理論上負けることはありません。

但し、戻ってくるまでにどれくらいの時間がかかるのか、どれくらいまでマイナスとなるかは誰にも分かりません。マイナスが大きくなれば自動でロスカットされないように生活資金をFX口座につぎ込む必要が出てくる可能性もあります。

経済的にも精神的にも健常な状態で取り組むためにも、ダウ理論等に従ってデジタルに損切り出来るよう心掛けていきましょう。

FX取引以外のリスクもケアしておくこと

FXの手軽さ故に、時にハイリスクであることの意識を低下させてしまうことがあるので注意が必要です。FXは数秒、0コンマ単位で値動きが発生するため、ロット数が大きければ大きいだけ0.001賎の値動きが数百、数千単位で利益に直結してきます。

チャートからふと目を離した瞬間にエントリーや利益確定のチャンスを逃すこともあるため、極力チャートから目を離さずに出来る環境を整えることをおすすめします。

仕事中や通勤中、友人や家族などと過ごす時間の片手間でいつの間にかマイナスを積み上げてしまうのではなく、
ひとりで集中できる環境で着実にプラスを積み上げていくスタイルの方がお金も時間も無駄にしないで済みますよね!

FXと上手にお付き合いをして資産を増やそう!

FX初心者や興味が出てきた方々に向けて、私が大切だと感じているポイントを5つ紹介しました!
FXは少額から始められ、より大きな利益を積み上げていくことができる方法のひとつです。合うか合わないかはひとそれぞれですが、今回紹介したポイントを意識することで大きな損失は避けられると考えています。

FXと上手なお付き合いが出来るようになれば、日々のランチ代を浮かせることも、1ヶ月分の生活費を浮かせることもできるかもしれません。その一方で当然のことながらリスクも伴いますので、ご自身に合うリスクとリターンの幅を見つけていっていただければと思います!

FXを始めるにあたっては証券口座を開設する必要がありますが、私はDMM FXを利用しています。

FXは一瞬の判断とそれを実現するツールの処理速度が重要ですが、DMM FXはスマホでもPCでも使いやすく判断をサポートしてくれる指標の表示も豊富です。デメリットとしてはレバレッジが25倍で固定で自由度が低い点が挙げられますが、小さな値幅で細かく利益を積み上げるスタイルであれば特に気になりません。

FX口座はNISA口座にように「1人1口座」といった縛りはありませんので、いくつか試してみて自分に合うものを探してみるのもいいかもしれませんね!

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この記事を書いた人

愛するパートナーと愛犬と3人暮らしの30代IT企業会社員。
「より豊かな地球を後世に繋ぐために自分に出来ることを。」がモットー。
不動産オーナーやファイナンシャルプランナー2級の知識を活かして、
「未来」だけでなく「今」も最高に楽しむライフスタイルを提案しています。

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